story-board
    PLEASE ENJOY MY WORK AND WORLD!
       



  ● このページでは過去に膨大な量の絵コンテを作ってきた
    くずおかひろしの作品紹介に沿って絵コンテ作成法の
    一部をご紹介していきたいと考えております。 
                          バウハウス工房

絵コンテ・( ストーリーボード )の紹介
くずおかひろしが現在まで参加、手助けしたコンテ作品を思いつくままに記しました。
ルパン三世(TV・特番)、ドラエもん、宇宙戦士バルディオス、ミンキーモモ・怪物くん、フクちゃん、
サイボーグ009、ババールの冒険、オヨネコぶーにゃん、ドリモグだあ!、キテレツ大百科、
イーグルサム、イソップ物語、サンダーキャッツ、シルバーホーク、青春アニメ全集、
おじゃる丸、吉四六さん、NHKみんなのうた、リトルツインズ、くまのおいしゃさん、月がのぼるまでに、
お天気BOYS、サンタの山妖精の森、るろうに剣心、サヨナラみどりが池、YAHOOグリーティングカード
オトナのアソビ、あらしのよるに、ラグナシアコンサート、ぜんまいざむらい、シナモンの小さな大冒険、
などなどここに書ききれません。<ペンネームでも仕事をしています>あまりにもたくさんで!

下図の左はTV作品の絵コンテ一部、右は劇場用とシリーズ・オープニング用カラー絵コンテの一部です。

 
  絵コンテ と 制作現場  

絵コンテとはシナリオに基づいてシーン、カットごとに連続の絵にしたもので演出家または絵コンテマンに
よって作成されます。ストーリーボードとも呼ばれ、いうならば絵コンテは作画作業の設計図に
なるものです。絵コンテの作り方は、演出家や絵コンテマンによつて様々ですし作品のスタイルに
よってもいろいろな描かれ方になります。実写の映画を例にしてみましょう。深作欣二監督と
小津安二郎監督では映画作品のテンポやカメラアングルなど全く違うと言うことが判るはずです。
このように作品によって絵コンテもおおきく変わってくるものなのですから1パターンでは
いろいろな作品に対応できないということになる訳です。
それなら自分に合う作品にだけ関っていけば良さそうなものですが現在の商業アニメの世界では
不器用な人でも必要以上にいろいろな作品に関らなければ生活していけないのが実状です。
A 上記の様に食べていくには多くの仕事に関らなければなりません。それはテレビアニメーションの
制作費用が長い間に渡りテレビ局によって低く抑えられている事や、アニメ制作会社の努力不足に
起因しています。一口に言うとアニメ制作のギャラが安価に抑えられているのでたくさんの
仕事をこなさなければ現場の創作者は生活していけないという事なのです。多くの仕事を
抱えれば作品の質は、はたしてどうなるでしょうか? ここが大きな問題なのです。

     − この項次回につづく −

くずおかひろし


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